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新幹線等の高速列車がトンネルに突入するとトンネル内に圧縮波が生成され、トンネル内を音速で伝播する。
この波がトンネル出口に到達すると“トンネル微気圧波”と呼ばれるパルス状の強い圧力波が放出される。
特に新幹線において、トンネル微気圧波による騒音や振動が大きな問題となっていたが、列車先頭形状を工夫したり、
トンネル緩衝工を設置したりすることで、トンネル微気圧波を低減できることがわかっている。 |
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一方、近年では車両性能の向上に伴い、在来線でも列車速度が上がってきている。
在来線のトンネルや地下鉄では、新幹線のトンネルに比べ列車・トンネル断面積比が大きく、
一部の在来線ではトンネル入口で圧力波が発生することが確認されている。例えば、在来線最高速の160km/hで運転されている
特急「はくたか」がトンネルに突入し、 さらにトンネル内を走行することによる圧力波の問題が報告されている。
本研究では在来線特急に着目し、列車模型を高圧ガスで加速する独自の小型模型実験装置を用い、
列車模型の突入によるトンネル内の圧力波変動を計測し、圧力波の伝播や減衰プロセスを実験的に解明することを目的とする。
また、現地調査や数値解析をあわせて行い、在来線ならではの低減対策を考案していく。 |
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